アサシンクリード オデッセイ 感想
どーもまいたけです( ̄^ ̄)ゞ
現在絶賛プレイ中のアサシンクリードオデッセイですが、一応グッドエンドを見たのでここでひとつ感想をあげたいと思います。
プレイ時間は寄り道をそこそこしながら70時間弱。ほとんどダレることなくエンディングまでたどり着きました。
いやー、アサクリオデッセイ、めちゃくちゃ面白いです。ステルスしても正面からバトルしても両方楽しいというのはなかなかなかったんじゃないかな?
とにかくアクションRPGとして出色の出来です。
個人的にUBIは自社他社問わず、良いものは貪欲に吸収する姿勢があるようにおもってまして、今作はその姿勢が結実した作品といえるんじゃないでしょうか。
では以下に良かった点、悪かった点を挙げていきたいと思います。
良かった点
広大な世界
古代エジプトを舞台にした前作オリジンズからさらに時代を遡り、舞台を古代ギリシャに移した今作は、前作よりさらに世界が広大になり、またその風景も山あり、谷あり、華やかな町や荒れた村、緑の大地もあれば荒れた土地もあり、崩れた遺跡や墓所、さらにはシリーズ恒例の名所旧跡もあり、高レベルのグラフィックも相待って、思わず足を止めて見とれてしまうほどのレベル。
昼夜の概念もあり、昇る朝日や沈む夕日に映える景色、月、崖、山、と絶景ポイントをあげればキリがない。
フォトモードも搭載されており、普段フォトモードを使用しないわたくしまいたけですが、今作はついつい写真を撮ってしまいます。
沈んでいく夕日が美しい
待ち受ける苦難を暗示するよう
自由度の高い育成
今作も前作同様アビリティポイントを使って主人公を強化できるんですが、それぞれ弓術、剣術、暗殺にポイントを割り振ることで、どういう風に育成するか決めることができます。
例えば暗殺特化にすればほとんどの敵をステルスキルすることができたり、弓術特化すれば、遠距離からへッドショットで敵を射殺すことができたら、壁をすり抜けて矢を放ち誰にも見つからず殺すこともできたりします。
剣術を強化すれば複数に囲まれても吹き飛ばすことができたり、強烈なキックで敵を吹き飛ばしたりできます。
僕は炎の剣や壁をすり抜ける矢、透明になるスキルなど、非現実的なものはとらない縛りをしてるのですが、それもまた育成の自由度ですよね。
完成度の高い戦闘
ハッキリいって今作の戦闘メカニクスは洋ゲー史上最高クラスと断言できます。
囲まれると辛いバランス、ダークソウルのように回避、パリィを駆使する戦闘、それでいて難しすぎないというバランス感覚はまさに秀逸。
戦闘が楽しくて、全員ステルスできるところをわざわざ強敵だけ残して最後は一対一で闘ったりしてしまうくらい、今作は戦闘そのものが楽しいです。
また武器種も剣、短剣、槍、斧、杖、棍棒の6種類あり、例えば短剣は1発の攻撃力は高くないものの素早い攻撃が可能で、手数を活かしたヒットアンドアウェイ、棍棒は振りは大きいものの、重たい一撃で敵の盾を無効化したりなど、それぞれに特徴があるので好みの武器種を探す楽しみもあります。
豊富な選択肢で生まれるロールプレイ
今作はクエストNPCとの会話で選択肢が存在します。その中にはNPC"威嚇したり、穏便に済ませたりするだけでなく、クエスト進行そのものに影響を与える選択肢も存在し、場合によっては人の生死に関わったりします。
メインクエストにおいては選択肢によって展開が変わり、エンディングにまで影響を与えるものもあります。
このあたりはウィッチャー3のエッセンスを上手く取り入れたと思います。
また、主人公は傭兵なのですが、選択肢にはいかにも傭兵といったものがあり、優しくするのか厳しくするのか、それらの選択肢を一貫することでロールプレイに一役買っています。
細部まで再現された古代ギリシャ
これに関しては個人的に古代ギリシャに詳しくないので分からないんですが、どうも専門家曰くすごい完成度らしいです。
アサシンクリードシリーズは観光ゲームと言われるほど名所旧跡の再現度が高いのは有名ですが、そのあたりは今作もしっかり作り込まれているそうです。
ただ個人的に古代ギリシャに詳しくなくても、めちゃくちゃ作り込まれた世界観は、神話の怪物が存在していることなども相まって、リアリティのあるファンタジー世界と捉えて楽しんでます。
そのあたりの世界観が好きな人も楽しめるんじゃないかなと思います。
悪かった点
アイテムのまとめ売りができない
今作も前作同様ハクスラ的な要素があり、武器や防具がどんどん手に入ります。当然そのなかで不要な装備品はいくらでも出てきます。そういった装備品は分解して素材にするか、店に売ってお金にするかなどちらかなのですが、分解も売却もまとめてすることができません。このあたり不用品が増えてくると煩雑で面倒でした。
選択肢の意図が分かりづらい
選択肢のあるゲームにおける不満の1つでもあるんですが、選択肢を選ぶときってその選択肢がどういう意図なのか選択する文面からはわからないんですよね。
「え?そんな怒った感じでいうの?」
みたいな
選んだ選択が意図しない結末になるのはいいとしても、意図しない意図だった場合
「いやいや、そういうつもりではなかったんですけど?」
となります。
馬の操作がイマイチ
馬の操作性は正直それほどいいとはいいがたいですね。平坦な道を走る分にはいいけど山肌を登っているときなど小さな岩に引っかかってしまい、その場でUターンをしたりなど、
「それくらい飛び越えてくれよ」
といいたくなることもしばしば。
NPCの声がおかしい
基本的に男性NPCはいいんですが、女性NPCのとくにおばさんの声がおかしいときが多いです。要するにおばさんなのに若い声ってやつですね。こういのは雰囲気がおかしくなるのねアフレコはよく考えてやって欲しいです。
まとめ
いくつか不満点はあるもののほとんど気にならないレベル。正直ウィッチャー3に匹敵するか、もしかしたら超えたかも知れません。
すでに70時間を超え、メインストーリーは終わらせたのにまだ動かしてるだけで楽しいというのは個人的に過去になかったように思います。
とりあえずエンディングはグッドエンディングを見ましたけどまだ裏エンドと真エンドがあるらしく、現在進行系でプレイ中です。
裏エンドと真エンドが終わったらDLCもあるし、まだまだ終わりそうにありません(笑)
UBI、アサシンクリード、というだけで過小評価されている気がしてならない本作。
圧倒的なボリューム、圧倒的な作り込み、もしかしたら近年最高の一本かも知れません。
大ボリュームのオープンワールドをお求めの方はオススメですよ(*´∀`*)
ではでは!