アサシンクリードオデッセイはもしかしたら神ゲーかも知れない
どーもまいたけです( ̄^ ̄)ゞ
みなさんゲームしてますか!
わたくしまいたけ、先日アップした記事でも書いた通り、『アサシンクリードオデッセイ』の第一弾DLC『最初の刃の遺産』をクリアいたしました。プレイ時間はおよそ130時間くらい。
そんなアサクリオデッセイですが、最近ちょっと思うところがありまして、それは……
もしかしてこのゲーム神ゲーなんじゃね?
なぜそんなことを思ったかといいますと、実はプレイ時間130時間をこえていますが……
まったくダレてないんです!
例えば僕の人生で1番のゲームに位置している『ウィッチャー3』でさえ、プレイ時間約80時間のなかで、ダレてプレイしなくなった時期があるんです。
他にもスカイリムやフォールアウト3と4、近年でいえばRDR2など、どれもクリアしてますし名作であることは間違いないんですが、全てプレイ時間100時間前後のなかでダレてプレイしなくなる時期が必ずあったんです。
ところがアサクリオデッセイに関しては購入してからずーーーっとやってました。もうほんとに毎日延々。
たまに違うゲームを起動することはあってもすぐに
「なんか違うな」
となってアサクリオデッセイを起動してしまいます。
これは『ウィッチャー3』にもなかった現象です。
そこで今回は『ウィッチャー3』と『アサシンクリードオデッセイ』を比較し、どちらのなにがどう優れているのかを考えてみたいと思います!
1.ストーリー
『アサシンクリードオデッセイ』のストーリーは正直それほど面白いものではありません。
つまらなくはないけど、いわゆる「先が気になって止め時がわからない」状態になるほどのめり込むことはなかったです。
サイドクエストもちゃんとストーリがあり、これまでのようなおつかい感はほとんど感じなかったものの、それほど物語が印象に残るクエストはありませんでした。
また、今作から会話に選択肢があるのですが、その選択肢はロールプレイにはひと役かってはいても、物語に深みを出す役割を担ってはいなかったように思います。悪い言い方をすれば、ひとつひとつが軽く感じました。
一方で『ウィッチャー3』はさすがに原作が小説で、シリーズも3作目と世界設定やストーリーには他のゲームにない深みがあり、ダークな雰囲気もあいまって先が気になってしょうがない状態でプレイしていました。
ストーリーそのものも、戦乱による混沌とは無関係に密かに滅びようとする世界、でも主人公の目的は世界を救うことではなくその鍵(それすらも主人公には興味がない)となる義理の娘を探しているだけ、というちょっと特殊な構造です。いわゆるJRPGにはあまり見られない物語構成かと思います。
またサイドクエストもストーリーが気になるものばかりで、隠された真実には驚かされたり考えさせられたり、選択のひとつひとつがアサクリオデッセイよりも重みがありました。
こう考えるとストーリー面においてはやはり『ウィッチャー3』は他のゲームを寄せつけないレベルにあるように思います。
2.戦闘
『アサシンクリードオデッセイ』の戦闘は、以前感想記事にもあげたようにアクションRPGとしては出色の出来です。いわゆる洋アクションRPGのなかでこれほど戦闘が面白いゲームはほかにないんじゃないか、とまで思ってます。まずなんといっても難しすぎず、簡単すぎないのがいい!
この難しすぎず、簡単過ぎないというのはとても難しいもので、例えばダークソウルやブラッドボーン、隻狼などは戦闘がとても面白いと思ってます。(隻狼は心が折れたけどな!)
とはいえこれらの作品はそもそもが『高難易度』をウリにした作品であり、誰もが楽しめるものではありません。
『アサシンクリードオデッセイ』は豊富なスキルとキビキビとした動き、主人公の基本性能の高さもあいまって、それら高難易度死にゲーにはない手軽な爽快感を得ることができます。
しかし複数に囲まれると途端に窮地に陥るため、砦や野営地などを攻略する際にはステルスや遠距離からの弓などが効果的だったりと脳筋一辺倒になっていないあたり上手いなあと感じさせられました。
対する『ウィッチャー3』はステルス要素はないものの、モンスターを退治するには事前準備が必要であったり、印という魔法のようなものを使った立ち回りはいかにも『怪物退治の専門家』という感じでかっこいいんです。
人間相手には防御やカウンターが使えるのに怪物相手には防御が通用しない(怪物の膂力が人間並みなわけないですもんね)あたりもリアリティがあっていいと思いました。
また爆薬や霊薬、剣に塗布する特定モンスターに効果的なオイルなどのアイテムは、怪物というものがいかに一筋縄ではいかない存在であるかを語っています。
ただキビキビとした動きという面で考えると若干『ウィッチャー3』はもっさりとしていると言えるので、爽快感という点で『アサシンクリードオデッセイ』の方が優ってるかなあという印象です。
3.移動操作
これに関してはもう『アサシンクリードオデッセイ』が圧倒的に優れてます。
『ウィッチャー3』は動作に微妙に慣性が働くのかピタリと止まってくれませんし、2〜3メートルくらいの段差でさえ落ちるとダメージをくらいます。ウィッチャーって人間よりはるかに運動能力に優れてるはずなんですけどね(笑)
対して『アサシンクリードオデッセイ』は前作から持ち味であるフリーランが一新され、ほとんどどんなところでもスルスルと登ることができ、さらに前作まではビューポイント以外の高所から飛ぶと大ダメージor死亡だったものが、今作からはどんな高所から飛んでもダメージを負いません。
リアリティがないといえば確かにそうなんですが、この変更はかなり移動のストレスを軽減しており、長時間プレイを可能にしている要因のひとつなのではないかと思ってます。
またファストトラベルの使用に関しても、『ウィッチャー3』は決められたポイントから決められたポイントにしかファストトラベルができないのに対し、『アサシンクリードオデッセイ』は移動先こそビューポイントと自分の船しか選べないものの、安全な場所でさえあれば開始地点はマップ上どこからでもファストトラベルできます。この仕様もまたストレスの軽減に繋がってると思います。
4.DLC(ダウンロードコンテンツ)
昨今のゲームでは発売後DLCでさらに物語を追加するのは当たり前になっていますが、『アサシンクリードオデッセイ』も『ウィッチャー3』もその例に漏れず、追加ストーリーが2本、発売後に追加されています。
『アサシンクリードオデッセイ』は「最初の刃の遺産」と「アトランティスの運命」
『ウィッチャー3』は「無情なる心」と「血塗られた美酒」
『アサシンクリードオデッセイ』はそれぞれエピソード形式で配信されており、「アトランティスの運命」はまだエピソード1と2しか配信されていません。
「最初の刃の遺産」を振り返るとボリュームはなかなかのものでクリアまで20時間ちょっとありました。ただ本編からそうだったように、NPCの名前が分かりにくく、それがストーリーの理解においても足を引っ張るんですよね。
「ん?誰だっけこいつ?」
ってなることはしょっちゅうありますε-(´∀`; )
『ウィッチャー3』のDLCはふたつ合わせておよそ30時間以上のプレイボリュームがあり、本編同様濃密な物語が体験できます。
特に第2弾である「血塗られた美酒」は新しい土地に移動してのものなので、それまでとはまた違った美しい景観がとても良かったですね。
ストーリーにおいてもメイン同様にひとつひとつの選択に重みがあり、濃厚な人間ドラマが描かれています。
DLCに関しては『ウィッチャー3』は史上最高のストーリーDLCといわれるほど評価されているのに対し、『アサシンクリードオデッセイ』はまだ配信途中ということでどちらが優れているかは分かりません。
僕はまだ「アトランティスの運命」をプレイしてさえいないですしねε-(´∀`; )
5.中毒性
これに関しては『アサシンクリードオデッセイ』の圧勝です。
100時間以上プレイしながらも一度もダレることなく、息抜きに違うゲームをプレイしても、
「やっぱりアサクリしよう」
となってアサクリを起動してしまうほどハマりました。一度も退屈に感じるときがなかったんです。
それは上にもあげた移動のストレスがないことや、戦闘の面白さゆえの結果なのかなと思います。
対する『ウィッチャー3』はなんどかゲームプレイを中断したことがあり、そのなかには3ヶ月ほどプレイしない時期もありました。
終わってから振り返るとすごく面白かったと思えますが、中断した期間も考えるとやはり『アサシンクリードオデッセイ』に軍配があがるかなと思います。
まとめ
正直なところ、客観的に見れば『アサシンクリードオデッセイ』は純粋なゲームプレイの面白さでは『ウィッチャー3』を越えたといっても過言ではないと思います。
『アサクリシリーズはマンネリ』
『いつものUBIゲーム』
といったネットの意見から考えるに、印象だけでかなり過小評価されているように思います。
たしかに『アサシンクリードシンジケート』までは、アサクリ2で確立したシステムを焼き直しているようなゲームでしたが、前作オリジンズからアクションRPGに大きく舵を切り直した結果、それまでのシリーズとは別のゲームになった、と言えるほどの進化を遂げています。
オデッセイはオリジンズをさらに練り上げ、研磨した珠玉の一品といえるほどの完成度を誇っています。
もしなにかオープンワールドのゲームでオススメを聞かれたら、僕は迷わずこの『アサシンクリードオデッセイ』を最初にあげるでしょう。
この記事を読んでいるそこのあなた、騙されたと思ってプレイしてみてはいかがでしょう!
ではでは!