ジャッジアイズ〜死神の遺言〜 感想

どーもまいたけです(￣^￣)ゞ

今回は2018年12月13日にセガより発売された

『ジャッジアイズ〜死神の遺言〜』通称「キムタクが如く』の感想をあげたいと思います。

もともと発表されたときから興味はなかったんですが、奥さんが木村拓哉さんの大ファンということで購入することになり、操作は僕、選択肢等は奥さんという不思議な協力プレイをすることとなりました（笑）

それでは良いと思った点、悪いと思った点について触れていきましょう^_^

良いと思った点

謎が謎を呼ぶストーリー

シナリオ面で評価の高い『龍が如く0』の開発が担当したというだけあり、ストーリーはかなり引き込まれるものでした。

とくに序盤から続く謎が後半で一気に解けていくカタルシスはある種死にゲーでボスに勝った時と同じくらいのカタルシスがあり、中盤以降は続きが気になりすぎて一気にプレイしてしまいました。

ネット上ではいくらかご都合主義的な面に対して批判的な意見もありますが、ご都合主義でないゲームの方が珍しいですし、エンターテインメントとして考えた場合、非常に満足できるストーリーだったんじゃないかと思います。

魅力的な登場人物たち

本作の主人公は日本国民なら誰もが知るキムタクこと木村拓哉さんが演じています。おそらく本作の目玉はそこなんだろうと思いますが、それ以外にも魅力的なキャラクターがたくさん登場します。

主人公の相棒である元ヤクザの海藤さんは男気あふれる熱い男。

なにかと主人公を目の敵にする谷原章介さん演じる黒岩警部はどこか黒い部分を感じさせます。

大◯でお騒がせになったピエール◯さん演じる羽村のカシラは本当に腹が立つ嫌な奴でした。

これらの登場人物たちが、先述の引き込まれるストーリーの中で動き回るのだから、余計に魅力的に写ります。

個人的には男気あふれる海藤さんが好きですね。

悪いと思った点

イマイチ楽しくないバトル

一対一の戦いであれば駆け引きがあり緊張感のある戦いができるのですが、基本ボス戦以外は複数の敵を相手にすることになります。

これが意外とストレスで、とにかく数の暴力というか、操作性があまり良くないので余計なダメージを負うこともしばしば。

また敵の攻撃の当たり判定もおかしく、例えば攻撃をかわして背後にまわっても身体そのものに当たり判定があるのか不自然に攻撃をくらってしまいます。

また『龍が如く』シリーズからずっとそうなのですが、モーションのひとつひとつが軽く、攻撃に重みを感じないんですよね。かといって爽快感があるわけでもないのでストーリーは気になるのに戦闘は面白くないので中盤以降は戦闘がちょっと面倒くさくなってしまいました。

セガはアクションゲーム作るの苦手なのかな？と思ってしまいました。

カプコンとかは上手い印象。

京浜同盟がうざい

ストーリー中盤に差しかかるくらいのところで『京浜同盟』という、一種の愚連隊と敵対することになります。

この愚連隊はメインのストーリーとは一切関係無いんですが、ちょこちょこ絡んできたり、終盤においては

「京浜同盟が街中で暴れてるからなんとかしてくれ」

と、知り合いのキャラクターから度々メールが送られてきます。

その度に愚連隊の幹部連中を相手にするんですが、毎回同じ相手なので新鮮味もなく、そもそも警察に突き出すかなんとかしろよ！　と思ってしまいます。

無視することも可能ですが、そうすると街中で執拗に絡まれるので鬱陶しいことこのうえなかったですε-(´∀｀; )

サブクエストがバカバカしい

『龍が如く』シリーズでもメインクエストの他に膨大なサブクエストがありますが、伝統なのかなんなのか、基本的にそのどれもが緊張感のないバカバカしい内容で、ときには面白くもなんともない掛け合いを見せられたりと、メインストーリーの緊張感とはまるでかけ離れたお寒いサブストーリーを見せつけられます。

せっかく主人公が元弁護士の探偵なのだから、それを活かしたサブクエストを用意して欲しいところです。

もしかしたらあったのかもしれませんが、３つほど続けてバカバカしいサブクエストだったので以降は全て無視してメインだけを追いかけました。まあメインが気になりすぎたという部分もありますけど（笑）

サブクエストに関しては『ウィッチャー3』のせいでとにかくハードルが上がっているので、水増しのようなお使いや内容のうす〜いサブクエストは全く興味を持てなくなってしまいましたε-(´∀｀; )

相変わらず神室町

『龍が如く』シリーズでお馴染みの街である神室町。今作も同様物語の舞台は神室町です。

おそらく新規IPということで『龍が如く』シリーズから流用したのでしょうが、正直もう飽きました。

もし続編をつくるのであれば舞台は変えて欲しいと思いますし、もう少しオープンワールドとして練り込んでもいいのかなと思います。

まとめ

基本的にストーリー以外はいつもの『龍が如く』シリーズでしかなく、主人公が桐生一馬から木村拓哉さんにかわっただけという代物です。

良いと思った点よりも悪いと思った点の方が多いところをみれば不満足だったのかと思われそうですが、実際にはプレイして大満足でした。

クリアまでのプレイタイムは約30時間。

決して大ボリュームというわけではありませんが、非常に中身の濃い、濃密な30時間だったかなと思います。

次回作が出るならもう少し法廷バトルに重きを置いてもいいかもしれませんね。

あと願わくばもっとサブクエストにも力を入れて欲しいです（笑）

ではでは！