まいたけさんの忘備録

ゲームのこととか日常で感じたこととかをつらつら書いていきます。

2019-20シーズンのダラスマーベリックスを振り返る

どーもまいたけです( ̄^ ̄)ゞ

先日ユタジャズのセンター、ルディゴベール選手のコロナウイルス陽性の結果を受け、3月12日以降のスケジュールを無期限中断という決断を下しました。

これについてネット上ではゴベールに対し悪口雑言を吐く連中がいますが個人的には賛同できませんし、シーズン中断は悲しいですが、世界的流行になっていることを考えると仕方ないのかな、と思っています。

もしかしたら今シーズンはもう終わりかもしれない、ということで、今シーズンのダラスマーベリックスを振り返ってみようかな、と思います。

 

マブスは今シーズンここまで40勝27敗でウエスタンカンファレンス7位につけており、残り試合と、8位グリズリーズとのゲーム差を考えるとプレイオフ進出はほぼ確定だったと考えていいと思います。

昨シーズンが33勝であったことを考えると残り16試合を残してすでに7勝を上乗せし、残り試合を仮に5割で終えたとしても48勝ということになります。少なくとも45勝はできただろうと思いますし、レブロンやカワイなどの移籍でさらに競争の激しくなったウエスタンカンファレンスにおいてこの成績は立派だといえるんじゃないでしょうか。

ただ、シーズンが進むにつれ明確な課題が見えたシーズンでもあったなあとも思いました。

 

その最たるものが接戦の弱さです。

細かいデータはないので印象論でしかありませんが、多くのマブスファンの方々は同じように思っているんじゃないかと思います。

とくにオフェンスレートでリーグ1位でありながら残り5分5点差以内というクラッチタイムでのオフェンスレートがリーグ29位というのはちょっと信じられないような成績です。

とにかく接戦になればなるほどオフェンスの手詰まり感が半端なく感じられ、とくにドンチッチがタフに守られたときにはどうしようもなくなってしまっているように見えました。

NBAにおいて10点差以内での敗退はコーチの采配の問題だ、と言われていますが、あるいはカーライルの戦術がはまっていないのかもしれません。

 

またベンチには優秀なロールプレイヤーがたくさんいるのですが、オフェンスで爆発力があるのはセスカリーくらいで、他はみな駒として動くプレイヤーばかりで、例えばジャマールクロフォードやルーウィリアムスのような、個の力で得点できるインスタントスコアラーがいないことも問題かもしれませんね。もっとも先述の2人のようなベンチスコアラーはそうそういるものではないですけどε-(´∀`; )

 

エースであるドンチッチもまた飛躍の年になったと同時に課題が見えたシーズンになったような気がします。特にフリースローは要改善だと思います。

昨シーズンもそうですが、フリースローに泣くことが多々あり、きっちり決めておけば負けることはなかった、あるいはもっと余裕を持って勝てた、と思える試合が本当に多かったです。

個人的にはボールハンドリングとボールプロテクトの改善も重要事項だと思います。

ドリブルの際にボールをファンブルしそうになることがよくあるので、これがなくなればステップバックからのスリー、あるいはそこからのドライブ等がより効果的になるのではないかと。現段階ではドンチッチのボールハンドリングはB-くらいだと思うので A-くらいになればより驚異的な選手になれるのではないかと思います。

また、ボールプロテクトに関しても頻繁にボールに触られ、そのままターンオーバーになったり無理なシュートを打つしかなくなったりというシーンをよく見るので改善して欲しいですね。

とはいえまだ2年目の21歳であることを考えれば驚異的なプレイヤーなので、順調に成長し、生涯マブスでいて欲しいですね。

 

相棒であるポルジンギスは、1年半試合から遠ざかっていたせいさかオールスター前までは調子の波が激しく、ディフェンスではともかくオフェンスではあまり脅威になっていなかったのですが、オールスター後はうって変わって攻守において非常に驚異的な存在になってくれました。

正直今シーズンは怪我なく過ごせればいいと思っていたのですが、やはり不甲斐ないプレイを見てると高額契約に疑問や不安を感じていたのですが、今シーズンオールスター後のプレイを見ている限りではあまり心配なさそうです。

とくにディフェンスにおいての存在感は抜群で、221cmのサイズはドライブしてきた選手に対して無言のプレッシャーを与えているように見えました。

またリバウンドは平均9.5本とそれまでのキャリア平均で考えるとかなり伸びているので、ここは期待していなかったので嬉しい誤算です。

ポルジンギスには個人的にポストからのシュート精度を高めてもらいたいな、と思います。

フィジカル面においてはおそらく強くなることはないんじゃないかと思いますが、高さがあるのでターンシュートの精度が高くなれば相当な脅威になると思うんですよね。

ノビツキーほどとはいいませんが、オフにはノビツキーからターンからのフェイダウェイを伝授してもらって欲しいですね。

 

個人的に今シーズン1番の嬉しい誤算はTHJの存在です。

シーズン前は正直いらない選手筆頭で、契約は高い、シュート確率は低い、ディフェンスはできない、というイメージでしかありませんでした。

実際開幕してしばらくはシュートも安定せず、そのくせ数は打つので邪魔だしさっさとトレードして欲しい、と思っていましたが、シーズン途中からスターターに座ると途端に成績が向上し、今ではマブスになくてはならない3rdスコアラーに成長してくれました。適正価格であれば是非とも再契約してほしいところです。3年45ミリオンくらい?

THJはディフェンスを鍛えて3&Dときどきスラッシャーみたいな選手になってほしいです。

 

他にもブランソンやフィニースミス、クリバー、パウエル達生え抜き組の成長や、セス、ライトといった中間のロールプレイヤーの活躍も目立ちました。

選手個々についてあれこれ言い出すととんでもなく長い記事になってしまうのでこの辺でやめときますが、総括して振り返れば今シーズンは100点の出来だったと思います。

ドンチッチの成長、ポルジンギスの復活、ロールプレイヤー達のハマり具合等々、本当に見てて楽しいチームになったと思います。

来シーズンはめぼしいFAもいないのであまりFAにお金は使わずもう1年成長のシーズンにしてもいいのかな、と思います。そうすることでさらなる課題も見えてくるのではないでしょうか。

新加入であるWCSやMKGもいますし、まだまだ上積みはできると思うので、まずはTHJとの再契約を進めてほしいですね。

 

 

うーんなんかまとまりのない文章になってしまいましたε-(´∀`; )

来シーズンの目標は50勝以上でプレイオフ進出かな。そうすれば有力FAもマブスでプレイしたいと思えるようになるはずで、5年後には優勝することも夢ではない!……はず(笑)

とにかく一刻も早くコロナ騒動が収束することを願います。

 

ではでは!