まいたけさんの忘備録

ゲームのこととか日常で感じたこととかをつらつら書いていきます。

仁王2とダークソウル3を比較してみる

どーもまいたけです( ̄^ ̄)

先日『仁王2』のDLCの情報が出ましたね^_^

平安時代というのは一部ネットで噂になっていましたが、なんでみんな分かるんだろうか。名探偵すぎるだろ(笑)

さて、今回は『死にゲーといえばフロムソフトウェア』ということで、仁王2とダークソウル3を自分なりにざっくり比較してみようと思います。

なぜダークソウル3なのかというと、ひとつはクリア済みである、ということと、もうひとつは『隻狼』は少し毛色が違うので、ジャンル的に似通っているフロムソフトウェアの最新の死にゲーはダークソウル3である、ということが理由です。

なお、2020年発売の『仁王2』に対して『ダークソウル3』は2016年の発売と4年の開きがあるのでグラフィックに関しての比較はしません。まあ『ダークソウル3』も充分きれいですけどね。

それではいってみましょう。

 

 

1.世界観とマップ

ダークソウル3 

いわゆる中世ヨーロッパ風ダークファンタジー

剣と魔法とドラゴンという誰もが思い描くことのできる世界観です。

各エリアはシームレスに繋がっており、朽ちた城や毒沼の森、薄暗い地下牢に荒れた山岳地帯とバリエーションに富んでおり、陰鬱としたエリアから光の明るいエリアまでそのバリエーションは豊富です。

 

仁王2

戦国時代を基にした和のダークファンタジー

鬼や一つ目小僧、傘お化けや河童などの妖怪や陰陽術、忍術といった和のテイストがふんだんに盛り込まれています。

一方で各エリアはマップごとに区切られており、ミッションを選択して各ステージを攻略していくタイプ。

後半に行くまでは焼け落ちた城や森といった代わり映えのしないステージが続き、やや使い回しが目立ちます。

 

総評

世界観はダークソウル3のほうがやや練りこまれているように感じます。

仁王2はダークソウル3と比較してマップの使い回しが目立ち、サイドミッションではメインで訪れたマップを何度となく訪れなければならず既視感が拭えません。

またマップの作り込み自体もさほど面白いとは思えないマップがいくつかあり、全体的にみるとダークソウル3の作り込みには敵わないかな、という感じです。

 

 

2.ストーリー

ダークソウル3

きっちりとしたストーリーはあるものの、それがゲーム中で語られることはなく、いわゆるフレーバーテキストによる各プレイヤーの考察に任せている、といった感じです。

わたくしまいたけは考察が苦手なのでダークソウル3をプレイ中はストーリーはほとんど気にせず戦闘を楽しむことをメインにプレイしていました。

ただネット上で考察されている方のブログ等を読む限り、かなり興味深いものではあります。

火のない灰、薪の王、火継ぎの王、はじまりの火、などなどとても興味を惹かれるキーワードですよね。

 

仁王2

仁王2のストーリーはダークソウル3のようなフレーバーテキストではなくしっかりとしたストーリーラインがあり、随所にムービーなどが挿入されます。

簡単にいえば戦国時代の史実をもとに妖怪といった和風ファンタジーのテイストを盛り込んだ物語で、ストーリーライン自体は概ね戦国時代の史実をもとに進みます。

ただ説明不足な点や突拍子もない点などが散見され、それほど面白くもなければ興味深くもない、というのが正直な感想です。

仁王2もダークソウル3と同様に、戦闘をメインに楽しんでプレイしていました。

 

総評

どっちもどっちだけどきっちりテキストを読み込んで考察できるプレイヤーであればダークソウル3の方がストーリーは楽しいかもしれません。

ただ個人的にはどちらもボスとの戦闘を楽しむゲームだと思っているのでストーリーを気にしなくても十分楽しむことができました。

 

 

3.戦闘難易度

ダークソウル3 

一部遠距離から矢を射かけてきたりナイフを投げてきたりする敵がいるものの、配置自体にそれほどいやらしさはなく、また敵が固まっていたとしても矢などで1匹ずつ誘い出し各個撃破することが可能。

騎士など強い雑魚はいるものの慣れれば動きを見切ることはそれほど難しくはない。

一方でボスは一部を除き概ね強敵ばかり。

攻撃範囲が広かったり動きが読みにくいものなどがおり、そこに動きの速さも相まってかなり難易度は高いと思う。

プレイヤー自身は使用する武器によるが基本的にはコンボという概念は存在せず、弱攻撃と強攻撃の2種類を使い分け、スタミナを管理しつつヒット&アウェイが基本になる。

戦技はほとんど使わなかったので割愛します(笑)

 

仁王2

前作よりは幾らかマシになったが強力な個体の背後の高台などに銃や大砲を持った雑魚が配置されていることが多い。

また敵の火力が高く、雑魚的でも3発も喰らえばよくて瀕死。

さらに全ての敵が大技とガード不能の掴み技を備えており、道中の難易度はダークソウル3以上。

ただしプレイヤーは特技という大技に対するカウンターを持っており、しかも大技や掴み技を仕掛けてくるときはエフェクトで知らせてくれるので慣れると実はそれほどでもない。

ただし一部サイドミッションでは狭い場所で大量の雑魚敵と同時に戦わなければならないものがあり、概ねユーザーには嫌われている。

ボスに関しても火力は高いもののカウンターを取ることは可能であり、一部ボスを除き慣れればそれほど攻略難易度は高くない。

また、ダークソウル3と違いコンボやスキル技が各武器種に存在するため使いやすい技や武器を見つけられるかどうかも攻略難易度を左右する。

 

総評

道中の難易度は仁王2、ボス戦の難易度はダークソウル3、といった感じ。

ただし死にゲーは相性もあるので一概には言えない。

ひとつはっきり言えるのは、仁王2の難易度は雑魚戦にしろボス戦にしろ、カウンターを取れるか取れないかで大きく左右される。カウンターが十中八九取れるようになればかなり難易度は下がる。それでも死ぬけどね。

 

 

その他

ダークソウル3、仁王2ともに操作キャラクターはプレイヤー自身でクリエイトする仕様。顔の造形や体型、性別が選べるところも一緒だが、キャラクリの完成度は断然仁王2に軍配があがる。

ネット上を探せばSM◯Pの5人や阿◯寛、志◯けんなどの有名人や美形、キワモノ、ダンディーなおじさまなど実に自由自在なキャラメイクが可能で、それだけで数時間は遊べるシロモノ。

対してダークソウル3のキャラメイクは美形をつくるのが難しく、キャラクターの表情などもどちらかというと無味乾燥なものになっている。

そもそもソウルシリーズやブラッドボーンはキャラメイクが微妙。

しかも仁王2はゲーム開始後もノーリスクでいつでもキャラメイクのやり直しができ、外見だけでなく性別まで変更できる。

 

仁王2は30fpsで高画質、60fpsで低画質(といっても普通にきれい)60fpsで高画質の3パターンが選べるのに対してダークソウル3は30fpsのみで、カメラやキャラクターの移動はカクつくというほどではないけど仁王2ほど滑らかではない。

僕は仁王2は60fpsの低画質でプレイしていますがこれに慣れたせいか久しぶりにダークソウル3をプレイした際に酔いました。

動きの激しいゲームで30fpsと60fpsではプレイフィールにかなり差が出るのでやはり快適なのは仁王2。

 

ロード周りも仁王2は優秀。

ダークソウル3は死亡時のリトライで30秒ほどロードが挟まれるのに対して死亡時のリトライも10秒もかからないのでボス戦で負けてもつい「あと1回」と繰り返しプレイしてしまう。ただし仁王2はダークソウル3と違いシームレスマップではないのでその恩恵であり、単純な技術的比較はできない。

 

オンラインに関してはダークソウル3、仁王2ともにほとんどせず、ソロでプレイしていたので割愛します。

 

 

まとめ

どちらも一長一短あり、ダークソウル3も仁王2も両方楽しめました。

難易度に関しても個人で感じ方にかなり差がありそうで、一概にはいえませんが個人的にはダークソウル3の方が難しかったように思います。

ただ先述のfpsの関係もあり、個人的にはより戦闘が楽しいのは仁王2ではないかと感じました。

世界観を含め、より重厚な死にゲーをしたいならダークソウル3、より軽快で爽快感のある死にゲーをしたいなら仁王2かな、と思います。

 

いやー、死にゲーって1度プレイしてハマると他のアクションゲームがちょっと物足りなくなりますよね。緊張感と達成感が足りないというかε-(´∀`; )

仁王2のDLCフロムソフトウェアの新作である『エルデンリング』楽しみですね。

ではでは!