アサシンクリードヴァルハラ感想
どーもまいたけです( ̄^ ̄)ゞ
2021年1発目は2020年11月10日にUBIより発売された人気シリーズ最新作『アサシンクリードヴァルハラ 』の感想をあげたいと思います。
『アサシンクリード』シリーズは2008年から続くUBIの看板タイトルのひとつで、わたくしまいたけもシリーズのほとんどをプレイしている程度にこのシリーズのファンで、特にアクションRPGへと舵を切った『オリジンズ』『オデッセイ』は名作だと思ってます。
それでは3部作は最後の『ヴァルハラ 』の感想いってみましょう!
あ、ちなみにちょっと型式を変更しましたのであしからず^_^
良かったところ
1.濃密なストーリー
今作のストーリーは主人公であるヴァイキングのエイヴォルがとある事情で義兄や仲間たちと共に故郷であるノルウェーを飛び出し新天地イングランドに新たな定住地を求め奮闘し、そのなかで自身の秘密に迫るというもの。
イングランドは複数の地域に別れてそれぞれに統治されており、エイヴォルは同盟を結ぶために各地の問題を解決していくのですが、それぞれが『〇〇篇』といった別々のストーリーになっており、飽きさせないよう工夫されています。
また細かい話を連続させながら一本通った筋はブレることなく、陰謀や隠された秘密など、進めるほどに引き込まれていきます。
また大きなサイドストーリーとしてアースガルズ篇があり、こちらは詳しくはネタバレになるので伏せますが、メインストーリーの理解を深めるものとなっていて、北欧神話の世界をわずかではあるものの冒険することができます。
2.優れた戦闘メカニクス
前作オデッセイと同様、今作も優れた戦闘メカニクスを誇り、回避やパリィから弱、強攻撃を叩き込み、相手が行動不能になった瞬間右スティックを押し込むことでトドメの一撃が発動し、派手で爽快なフィニッシュムーブが発動します。
前作オデッセイと比べるとややスピード感や爽快感には劣るものの戦闘の重さや力強さは増しており、よりリアルな動きになったように感じました。
また今作では武器の自由度が増しており、前作であれば短剣は二刀というカテゴリでしか存在しなかったものの、今作は片手斧を両手に装備したり、盾と併用したり、アビリティを取得すれば両手斧を二刀持ちすることもできたりと、その自由度は格段に増しています。
僕は両手斧+盾というスタイルがお気に入りでしたが、この装備の自由度はユーザーそれぞれのお気に入りのスタイルが見つかることと思います。
僕はしたことありませんが、両手に盾というスタイルもできるみたいですよ^_^
3.派手で爽快な集団戦闘
今作は主人公がヴァイキングということもあり、船で川を渡り修道院などを襲っては物資を集め定住地をアップグレードすることができます。
この襲撃がなかなか面白く、ヴァイキングしてる感もあって爽快感があるんですよね。
またストーリー上で城攻めをすることもあるんですが、仲間とともに破城槌で門を破ったり、はたまた一人駆けして内側から門を開いたりとヴァイキングとしてもアサシンとしても、戦士としてもプレイできます。
前作オデッセイでは戦争はあったもののどこか淡白であっさりしていたものが、今作ではしっかり集団戦闘になっていて、かといってやはり主人公は超人的な身体能力を持っているのでプレイヤースキルやっては単騎で無双することもできます。
むしろもう少し歯応えがあっても良かったかなと個人的には思ったりもしますね。
4.個性的なキャラクター達
今作はこれまでに比べても登場人物が多く、かつみな個性的で、ほとんど狂戦士のような男もいれば、理知的でナイーブな男もいたり、当然男勝りな女もいたりと実に多種多彩なキャラクターが登場します。
また〇〇篇と銘打たれた各ストーリーがそれぞれ単一でもしっかりと存在感を持てるのはこういった個性豊かなキャラクターが多数登場するからではないでしょうか。
なかには死んでしまったり、あるいは敵対することになる人物もいますが、もしかしたら途中の選択肢次第では生存、和解ルートがあったりするんでしょうか?
2周目をするにはボリュームがすごいので確認はできないですが、とにかくみないい意味で濃いです^_^
5.豊富な選択肢
前作オデッセイから選択肢による分岐がストーリーに加えられましたが、今作も選択肢により一部展開が変わるそうです。
周回プレイをしないのでどの程度変化するのかは分かりませんが、それでも豊富な選択肢はロールプレイという意味では非常に意味のあるものだと思います。
主人公はエイヴォルという第三者ですが、重要な会話で選択肢があることで、ある程度プレイヤーの思い描く主人公像でプレイすることができるので、没入感を高めるのに一役買っているのかなと思います。
会話をただ眺めているだけではなく能動的に選択できるというのは大事ではないかと個人的には思いますね。
いまいちだったところ
1.退屈なサブストーリー
本作はメインストーリーの他に、薬を飲んで幻覚という形で神話世界でのストーリー体験するアースガルズ篇というものがあるのですが、個人的にアースガルズ篇は退屈に感じました。メインストーリーの理解を深めるためには良いものの、あまり面白みを感じることはなく、アースガルズ篇のストーリーのみを駆け足で追いかけて終わらせてしまいました。
メインストーリーの理解を深めるために必要ではあるものの、それならばもっとメインストーリー上でやって欲しいというのが正直なところです。やっかいなのは、アースガルズ篇をプレイしないとラストの方で一部意味がわからなくなる部分があるんですよね。
僕はメインクリア後にアースガルズ篇をプレイしましたが、初めメインを終わらせたときは一部のキャラの言動が意味不明で首を捻ってしまいました。
2.結社との関わりの薄さ
前作オデッセイや前々作オリジンズと同様、結社と敵対関係になるわけですが、前2作と比べてエイヴォルが結社と直接的に敵対するわけではなく、メインストーリークリア後に結社の人間を暗殺してまわる必然性がまったく感じられず途中でやめてしまいました。
メインストーリーはあくまでイングランドの平定でありそこに結社の人間が絡んではいるもののイマイチ存在感が薄い、という感じ
どうせならメインストーリー上でもっと結社と敵対し、結社の人間を始末していく流れにしたほうが、エンドコンテンツとして楽しめたんじゃないでしょうか。
というかシリーズ通して常にあった結社との対立が、今作では過去最高に薄くなってしまいましたね。
3.キャラクター造形がいまいち
わたくしまいたけはキャラメイク、あるいはキャラ選択ができる場合常に女性キャラクターでプレイします。前作オデッセイでもカサンドラでプレイしましたし、今作もエイヴォルは女戦士でプレイしました。
しかし今作のカサンドラはヴァイキングの女戦士であることを差し引いても勇ましすぎるというか逞しすぎるというか、ゴツすぎるというか……
とにかく声も見た目も仕草もゴ〇ラすぎていまいち馴染めませんでした。
前作カサンドラでもかなりなものでしたがまだ髪型が女性っぽいのでいくぶんましだったんですけどね。立ち姿もまだ中世的だったし。
せめてオリジンズのアヤくらいの体格にして欲しいですよね。ヴァイキングの女戦士だからってみんながみんなゴ〇ラってわけではないでしょうに。
まとめ
全体的には高い水準でまとまった良作だと思いますが、個人的に前作オデッセイほどのめり込むことはできませんでした。
とはいえDLCがきたらやりたいと思いますし、誰かが購入しようかどうか悩んでいたら、買って損はないと言えるレベルです。
さて、2021年1発目の記事はここまで。
今年もだらだら更新していきますのでよろしくお願いします^_^
ではでは!