コードヴェイン体験版の感想
どーもまいたけです( ̄^ ̄)ゞ
9月26日にバンダイナムコから発売される『コードヴェイン』の体験版が昨日配信されていたのでプレイしました。
メイン部分をクリアした上での全体的な感想としてはセールでなら買ってもいいけどフルプライスだと微妙っていう感じです。
以下に良かった点、悪かった点をあげていきたいと思います。
良かった点
豊富なキャラメイク
アニメ調のキャラクター造形は好き嫌いが分かれるとは思いますが、カスタマイズはそこそこ豊富。
特にアクセサリーは被り物やメガネ、ネックレスから腕、腰、足とカスタマイズ箇所が複数あり、装備コストという制限こそあれそれなりオシャレをさせることができます。
髪や瞳、肌のカラーバリエーションも豊富で自分好みのイケメンや可愛い子が作れるのはキャラメイク好きにはいいんじゃないでしょうか。
特にアニメ系の絵が好きな人はキャラメイクだけでかなり時間をかけてしまうんじゃないでしょうか。
作成したキャラデータを複数保存しておくことができるのも良かったかな。
マイキャラはこんな感じです。
キャラの造形はわりと好きな方。
バディの存在
いわゆるソウルライクの死にゲーではあるものの、本家のようにひとりぼっちで探索するのではなく、NPCがバディとして同行してくれます。
探索に同行するNPCはそれなりに強く、道中の雑魚払いにはかなり役に立ちますし、敵の的を散らす役割も果たしてくれるのでこういった死にゲーが苦手だという人には心強い存在になるんじゃないでしょうか。
またバディは落ちているアイテムを示唆してくれたり隠れている敵の存在に触れたりと色々な面でプレイヤーを助けてくれます。
難しすぎない
死にゲーといえば高難易度が当たり前。
ですが本作はバディがそこそこ優秀であり、そもそもの難易度自体も例えばソウルシリーズと比べるとかなり優しいものに感じました。
特に敵の攻撃モーションは分かりやすいので攻撃することに熱中しすぎなければ避けることは比較的容易だと思います。
死なないわけではないですが、それほど絶望感を感じるわけではなかったです。
ある意味では死にゲー入門にちょうどいいかもしれません。
万人受けしやすいグラフィック
グラフィックはそれほど綺麗というわけではないものの、全体としてそこそこまとまってはいると思います。
アニメ調のグラフィックはアニメ好きな日本人には受け入れやすいのではないでしょうか。
処理落ち等もなかったですし、操作にストレスは感じませんでした。
死にゲーとして慣れたシステムと独自性のあるシステム
敵の一撃が重い、回復アイテムは回数制、スタミナ管理が重要、成長要素がある。
これらはいわゆる死にゲーとしてはもはや様式美になったシステムで、独自性こそないものの死にゲーに慣れたプレイヤーであれば受け入れやすく、すぐに理解することができるのですんなりプレイに入ることができます。
一方で『ブラッドコード』という装着式の戦闘スタイルの選択があり、近接型、遠距離型、脳筋、といったプレイスタイルの変更ができます。
これらは装備することでスキルセットも変わり、カスタマイズする楽しさを感じることができました。
悪かった点
挙動が軽い
動き自体はたとえば『仁王』と比較するとややもっさりしています。『ブラッドボーン』と『仁王』の中間くらいの動きかな。
一方でキャラクターの挙動にはややふわふわした軽さがあり、もっさりしているのに挙動が軽いというやや矛盾した違和感を感じさせられます。
キャラクターが移動する際も地面を蹴って移動している感じがなく、若干滑りながら移動しているような、一昔前のような古臭さを感じました。
好みで誤差と感じる範囲かもしれませんが個人的にここはすこし気になりましたね。
冒頭のイベントシーンが長い
日本のゲームに多く見られるのがこの長いイベントシーンです。
10分近くあったんじゃないかと思わされるほど長く、コントローラーを置いてしまうほど。あまりの長さにもうプレイすることすらせずアンインストールしてしまいそうになりましたε-(´∀`; )
どういった世界観なのか分からずその上で専門用語も出てくるのでプレイヤーとしては冒頭から置いてけぼりをくらってしまい、プレイする気力が奪われかねません。
物語の都合や伏線の関係上謎めいた冒頭にすることは仕方ないにしても、それならそれでさっさとゲームプレイをさせて、その後にイベントシーンに持っていくなどやり方はいくらでもあったように思います。
いきなりイベントシーンでメイキングしたキャラクターを動かすことなく5分〜10分画面を眺めさせられるのは正直苦痛でした。
グラフィックがイマイチ
良い点に万人受けしやすいグラフィックと言いましたが、それはあくまでアニメ調の絵作りに関しては、ということです。例えていえばテイルズっぽい感じ。
一方で純粋にグラフィックの美しさでいうとPS4レベルで考えればそれほど優れているとは言い難いかな、と思います。悪くはないけどかといっていうほど良くもない、みたいな(笑)
またマップ自体も探索面においてそれほど作り込まれている印象はなく、どちらかというと一本道系に感じました。
もっとも体験版ではロケーションがほぼひとつなのでストーリーが進めばもっと作り込まれたマップ構成になっているのかもしれません。
まとめ
決してクソゲーという感じは受けませんでした。凡作寄りの、凡作以上良作未満、という印象。ただし体験版はオンラインがないのでオンラインでの協力プレイの出来次第ではあるいは上下する可能性はあり。
ただソウルシリーズやブラッドボーン、隻狼などのフロム製死にゲーが難易度高すぎてハードルが高い、でも高難易度なアクションRPGはしてみたい、という人にはいいかもしれません。
絵作りもソウルシリーズほど不気味ではなく、不気味だけどアニメ調だから多少はデフォルメされている感じなのでホラー系が苦手な人でも多分大丈夫だと思います。
個人的に嫌いではないのでフルプライスはキツイけど、やるゲームがない時にセールで半額とかになってたら手を出してもいいかなと思いました。
ではでは!