まいたけさんの忘備録

ゲームのこととか日常で感じたこととかをつらつら書いていきます。

デニススミスJr.に想いを馳せる

どーもまいたけです( ̄^ ̄)ゞ

大物FAも行き先が決まりおおかた落ち着いてきたNBAのオフシーズン。あとはラッセルウエストブルックのトレードが本当に行われるのかが注目なわけですが、僕の好きなマーベリックスはデロンライトをトレードで獲得したことでおそらくもう動きはないのかなと思っています。

ポルジンギスと大型契約を交わした以外は全体的に静かな印象のあったオフのマブスはそれでもパウエルやクリバー、フィニースミスといった生え抜き(パウエルはセルティックスから獲得したけどほとんど生え抜きみたいなもんでしょ)との再契約、ブローコフくらいしかいなかったシューター枠にセスカリーと契約するなど手堅い補強をしたかな、と感じています。

 

マブスはおそらく来シーズンに優勝争いをする気はなく、来シーズンは現メンバーの種まきのシーズンにするつもりではないでしょうか。

おそらく収穫は3〜4年後かと。

ドンチッチとポルジンギスを中心にどんな花を咲かせてくれるのか、それは本当に楽しみで、来シーズンの開幕が待ち遠しいわけですが、個人的にほんの少し寂しく思う部分もあります。

それは

 

デニススミスJr.がいない

 

ということ。

 

昨シーズンの今ごろは欧州からくる噂のドンチッチとどんなハーモニーを奏でてくれるのか楽しみにしていたんですよね。

結論からいうとまったく噛み合わず、DSJはデアンドレ、マシューズとともにポルジンギスと交換され、ハリソンバーンズもキングスに放出され、わずか1年も経たないうちにマーベリックスは完全にドンチッチのチームになってしまったわけです。

言いかえればドンチッチの才能はそれだけの改革をフロントに断行させるほど素晴らしいものだということですがちょうど一年前にマブスファンは同じ夢をDSJに見たはずなのです。

 

マブスの象徴であるレジェンド、ダークノビツキーと同じ9位指名、荒削りながらも爆発的な身体能力、そしてあの負けん気の強そうな面構えとすごく魅力的に感じたことを覚えています。

レブロンがダイヤの原石と評し、カーライルがマブスの未来と位置づけた選手がまさか1年と少しでチームを去ることになるとは予想だにしませんでした。

 

ただ、結果だけを見るとその判断は間違っていたとは言い難いものでもあります。

2年目を迎えたDSJは1年目からの進歩はさほど見られず、ニューヨークに移籍してからもその評価に見合った活躍をしているとは言い難かったからです。

 

DSJは身体能力は素晴らしく高いもののサイズがそれほどなく、ボールハンドリングも拙いためドライブしてもファンブルしたりディフェンダーに触られたりしてボールをロストするシーンが非常に多く見受けられました。

試合を見ていてもっと積極的に行けばいいのに、と思うこともしばしばでしたが、あのハンドリングではそれほど効果的なプレイにはならなかったかもしれません。

とはいえ逆にいえばハンドリングを磨けば全体的なプレイの質は向上する可能性がありますし、あの爆発的な身体能力とあわせてポテンシャルを感じる選手でもあります。

願わくばこのオフにはボールハンドリングを徹底的に鍛え上げ、ニックス復活の狼煙をあげる急先鋒としてコート上で躍動する姿を拝みたいものです。

 

僕はニックスファンではないけれど、DSJがいる以上、ニックスも応援しようと思っています。

調子がいいときのDSJのプレイは見ていて本当に楽しく、その身体能力を活かしたダイナミックなプレイはドンチッチのスキルフルなプレイとはまた違った魅力があります。

可能性は低いのかもしれないけれど、いつかマブスに帰ってきて、ドンチッチとポルジンギスとともに『ビッグスリー』と呼ばれマブスをチャンピオンに導く日が来て欲しいものです。

 

ではでは!