NBA2k21(PS4版)感想
どーもまいたけです( ̄^ ̄)ゞ
今回は2020年9月4日に発売された『NBA2k21』の感想を書いていきたいと思います!
今作はもう間もなく発売されるはずのPS5でも発売されるということで正直PS4版はスルーしようと思っていました。
というのもNBA2k14がちょうど同じようにPS3とPS4で発売されたんですが、その出来栄えはかなり差があったんですよね。
なので今回もPS4版は前作の焼き直しで力を入れてるのはPS5版だろうなあと思っていたのでとりあえずスルーするつもりだったんです。
でも先日NBAが再開され、現在真っ只中のプレイオフを見てるとどうしても欲しくなったんで買ってしまいましたε-(´∀`; )
ということで感想いってみましょう!
良いと思ったところ
新しいショットメーター
今作はショットメーターが刷新されました。
前作までは右スティックを倒すとメーターが上昇し、マックスで離せばグリーンライト(確実に決まる)マックスに近いほど成功率が高くなる、というシステムでしたが今作からはそれが新しくなりました。
今作は右スティックを真下に倒すとグリーンライト、そこから左右にずれるとシュート自体が左右にずれ、真下に近いほど成功率が高くなります。
スティックを離す必要はなく、ショットメーターが出た瞬間左右にずれていると思ったらリリースするまでに微調整することができます。
ネット上では大変評判の悪いこの新システムですが、個人的には好きです。
前作まではリリースタイミングを気にする必要があったんですが、今作からはそれがないのでショットシチュエーションを重視して周りを見る余裕が生まれました。
またショットメーターが繊細なので気持ちが焦ると容易にずれてしまい、接戦時のワイドオープンなんかは緊張感があって手に汗握ることができました。
敵 CPUのP&Pディフェンスに対するAIの進化
前作まではP&P(ピックアンドポップ、スクリナーがスクリーン後外に開く動き)に対してスクリナーのディフェンスがかなり大きくボールマンについてくることで、容易にワイドオープンを作ることが可能でした。
今作からはスイッチをしてきたり、ボールマンのマークマンがきっちりついてきた場合スクリナーのディフェンダーはきっちりポップしたスクリナーに対してケアするので容易にフリーを作ることが難しくなりました。
またディフェンスの動きもピックに対して先に背中を当てるようにしてこちらの動きを制限してきたりとかなり現実的な動きに近づいたように思います。
P&RあるいはP&Pは現代バスケではかなり重要なプレイですのでこの辺の進化はとても嬉しいことだと思います。
さらにリアルになったモーション
グラフィック面においてはぶっちゃけ前作からの使い回しだと思いますが、モーションはさらに洗練されているように思います。
とくに感じたのが『ボールマンからスティールする際の動き』と『ドライブ後のファウルドロー』
前者は動きのつなぎ目がより見えなくなり、ボールマンに対して飛び出すようにスティールが決まると流れるような速攻に繋がるようになりました。
また、スティールによってボールがこぼれた際の敵CPUの超反応もなくルーズボール争いがちゃんと起こります。
後者はドライブからレイアップに対してファウルが起こる際、スピードのミスマッチによる『ついていけなくて手または身体が接触した感』があってプレイしていて『うわーやられた』みたいな感覚になります。
悪いと思った点
グラフィックの進化はなし
正直グラフィック面、演出面は前作であるNBA2k20の使い回しです。おそらく開発リソースをPS5に割いているのでしょうがさすがにちょっと寂しいですね。
各モーションはリアルになっても演出等々が使い回しではどうしても既視感は否めず、飽きがくるのも早くなりかねないのでもう少し力を入れて欲しかったですね。
敵CPUのオフェンスAIが単調
とにかく敵CPUのオフェンスはレイアップ偏重です。とくにP&Rからのドライブは止めるのが難しく、かつ高確率で決めてくるので結構イライラさせられてしまいます。
ブレイザーズのリラード、グリズリーズのモラント、ウィザーズのウォールなど、キャバリアーズのセクストンなど攻撃型なガードがエースのチームはほとんど同じようなオフェンスです。
上記の選手は実際に対戦してみんな40点以上取られました。
かといって例えばナゲッツのニコラヨキッチのようなポイントセンターは特徴が出ておらず、ヨキッチである必要性が全くない状態です。
この辺のAIはもうPS4では限界なのかもしれませんね。
味方ディフェンスのAIが馬鹿
良いと思った点で書いた敵CPUのP&Rに対するディフェンスAIとは反対に味方CPUのP&Rはとことん馬鹿です。
ディフェンス設定でオールスイッチにしてもスムーズにスイッチできなかったり、手動でスイッチしてもついてくるのでスクリナーがどフリーになったりととにかくひどい。
上記の敵CPUのオフェンスAIの単調さと相まってP&Rからのドライブを止めるのが本当に困難です。
一部リアリティに欠ける部分がある
例えばドライブしてレイアップに行くとき、実際の試合では倒れ込んだりバランスを崩したりしてオフェンスリバウンドに絡むことは難しいと思いますが、本作はレイアップ後、またはゴール下ショット後の敵のオフェンスリバウンドが異常に強いです。
いかんせん体勢を崩さないのでレイアップ後に前に入られてしまい簡単に奪われ、オフェンスリバウンドを二度三度と取られて結局点を決められたり、数え上げればキリがありません。
ロスターは2019-20シーズンのもの
シーズン中断により本来終わっているはずのドラフトオフシーズンのFA契約等が終わっていないため仕方がないとはいえ、それならばマイGM、マイリーグはオフシーズンからスタートできるようにしてドラフトやFA交渉からスタートに、ルーキーは架空の選手でも用意すれば良かったのではないかと思います。
さすがに昨年のルーキーは2年目になっているのにルーキーがいないでは違和感しか感じません。
またシーズンのスケジュールは昨年のスケジュールなので、それならば2019-20シーズンとしてプレイすればいいのでは?
いかにマイキャリアがメインのモードだとはいえ、とりあえずPS4版出して小銭を稼ぎたいだけなのではないかと勘ぐりたくなります。
まとめ
いろいろ悪い点をあげましましたが全体的には今作と非常に面白く、とくに新しいシュートシステムは世間的(世界的?)には不評でもわたくしまいたけのなかでは非常に好評です(笑)
もう前作には戻れませんねε-(´∀`; )
今個人的に最適なスライダーを探す日々で、ドラフトとFA交渉が終わってからが本番ですね^_^
プレイ日記をつけるかは分かりませんがつけるとしてもPS5版からかな(笑)
とにかく評判は悪い今作ですが、個人的にはPS5版に対する期待が爆上がりするくらいには楽しめてます。
ではでは!